冬支度の最初のひと手間。ニットをふわりと整える。

2025.11.23

冬支度の最初のひと手間。ニットをふわりと整える。

ごきげんよう。Maison Echelle PRのARISAです。


少しずつ空気が冷たくなって、「そろそろニットの出番かな」とクローゼットを開ける季節となりましたね🍂


皆さんは、ニットの準備できていますか?🧶


半年以上クローゼットの中でぎゅっとなっていたニットたちをお手入れするのも、大切な時間です。今日は私のお手入れ方法をご紹介させていただきます!






冬服準備は、まずニットを洗うところから🧺


久しぶりに取り出したお気に入りのニットは、まず最初に"洗ってあげること"から始めると、この冬も気持ちよく着られます⛄️


しまっていた間の匂いや、見えないホコリ。ふわっとした表情を取り戻すためにも、最初のひと手間が大切に感じます。


ニットのお手入れ

ニットを洗う時は、必ず洗濯表示をチェック。

洗濯表示のチェックコラムはこちら▶︎【クイズでチェック!】洗濯表示を味方にして、長く愛せる服に


洗濯表示によってですが、多くのニットは手洗いが安心だと思います🚿


1. ぬるま湯に中性洗剤を溶かす

2. 押し洗いでゆっくり汚れを浮かせる

3. 同じ温度の水で、押しながらすすぐ(ここで柔軟剤を)


ニットの手洗い方法

こすらず、揉まないことがポイントです。

"寝ていたニットを優しく起こす"ようなイメージでやってみてくださいね。


すすいだあとは、バスタオルで挟んで水気を吸い取ります。

ぎゅっと絞るのは傷めてしまうのでNGです。


そして、平らな場所に広げて乾かす"平干し"が必須です。

肩が伸びたり、形が崩れたりするのを防ぎ、ふっくらとした状態のまま乾きます。


今回は簡単に説明しましたが、詳しくは、手洗い方法のコラムをご覧くださいね✨

手洗いの方法のコラムはこちら▶︎お気に入りのニットを守る、やさしい手洗いのコツ






乾いたら、毛玉ケアでさらに気持ちよく🧶


毛玉ケア

完全に乾いたら、毛玉をやさしく取って整えていきます。

ひとつひとつ取っていく時間は、なんだか自分の気持ちまで整っていくようで好きな瞬間です♩


毛足の長いニットは、どうしても毛玉ができてしまいます。

でも、それは"良いニットじゃないから"ではなくて、素材ならではの自然なこと。

「良いニットなのに毛玉が…」と落ち込む必要はないんだと、私は思っています。


私は、"ケアをすれば、また可愛く着られる"ものだと感じているので、

そのひと手間さえあれば、毛足の長いニットの可愛さを思いきり楽しめるなと思っています。

だからつい、可愛いものを優先して、ふわふわのニットもたくさん着たくなってしまうんです🤭


私はずっと同じ毛玉取りを使っていたのですが、最近Panasonicのものに新調しました。

見た目の可愛さだけで選んだのですが(笑)、

使ってみるとサラサラと毛玉が取れていく感覚が気持ちよくて…

6枚刃で洋服を傷めずしっかりカットしてくれますし、

弱・中・強の調整ができるので繊細な素材にも使えて安心です。

コンパクトで場所をとらないところも、嬉しいポイントです。


毛玉取り器

こちらを迎えてから、すっかり冬服のケアモードに火がついてしまいました(笑)

気づけば「次はどのニットを整えようかな」と手が伸びてしまうくらい、楽しくなっています♩






形を整えて、もう一度ふっくら✨


毛玉を取ったあとは、スチームアイロンを浮かせ気味にあてて形を整えると、ニット本来のふんわり感がしっかり復活します!


スチームアイロンで仕上げ

直接アイロンを押しつけず、

"蒸気でそっと整える"ようなイメージで仕上げています。


この工程まで終えれば、ケアはひと段落です。

しまうときは、ハンガーだと形が崩れやすいので、丁寧に畳んで保管してあげるのがおすすめです。






ニットを整えていると、「ああ、冬がくるんだなあ」と自然と気持ちが整っていく感覚があります✨


冬には楽しみなイベントがたくさん。クリスマス、年末年始、家族と過ごす時間。

「どのニットを、どの日に着ようかな」と考えながらケアをする時間も、私にとっては冬の楽しみのひとつです⛄️


季節のはじまりに、ほんの少しだけ手をかけること。

その小さな積み重ねが、冬をもっと心地よく、ちょっとだけ特別にしてくれる気がします。今年も、柔らかいニットと一緒にあたたかい冬を迎えられますように❄️


冬のニット