ニットの裏側に少しだけおじゃましました
やさしい色が生まれるまで

2025.08.10

ニットの裏側に少しだけおじゃましました やさしい色が生まれるまで

ごきげんよう。Maison Echelle PRのARISAです。


6月ごろのことでした。

「ニットの色決め、相談したい!」とプロデューサーのSAORIから声をかけてもらい、嬉しくて、わくわくしたのを今でも覚えています。


というのも、PRのお仕事って、基本的には“完成したアイテム”を皆さまにお届けする役割。

だからこそ、こうして少しでも商品開発に関わる機会があるというのは本当に貴重で、楽しい時間でした。


…とはいえ、これが想像以上に難しくて!


私が相談してもらったのは、「セージブルー」と「ベビーピンク」の色決めのタイミング。

この2色は、白い糸を染めて色付けしていくのですが、SAORIのイメージをもとに、まずは5つほど色のサンプルを用意してもらいました。


私たちが見ていたのは、まだニットにもなっていない、ほんの小さな糸の束。

この糸サンプル、20本ほどの糸にそれぞれ微妙に違う色で染められていて…


正直、並べても違いがほとんど分からないくらい。

カラーの選定中

その糸に染められた色だけを頼りに、「この色で仕上げたら、どんなニットになるか?」をイメージしなければいけません。


一見かわいいと思った色でも、いざ大きな面積でニットとして編み上がると、まったく印象が変わってしまうこともあるそうです。

小さな糸の状態では繊細で優しく見えた色が、広がることで強く主張してしまったり。

逆に、控えめすぎて埋もれてしまったり。

“糸”と“服”では、見え方がこんなにも変わる。

そのことを、今回の色決めを通して初めて知りました。


カフェでMTG中、2人で「これは…?いやこっちかも…?」と迷いに迷い、最終的には外に出て自然光でチェックして決定しました🌿


何度も何度も見比べて、悩んで、ようやくたどり着いた色です。


でも、ここはもう最終段階なんです。

その前には、素材やデザイン、編み方をどうするか…という膨大な工程があります。


今回、ニットの素材は「オーガニックコットン100%」と決めていたようです。

意外かもしれませんが、100%のオーガニックコットン糸って、実はとても希少。

それでも「ベーシックな形だからこそ、素材にはとことんこだわりたい」という思いから、妥協せず進めたそうです。


ただ、100%オーガニックコットンだと重くなりがち。

でも厚みがある方がかわいい……その“ちょうどいい”を探すのもまた、大変だったそうです。


色展開も含めて、こんなにもたくさんの工程とこだわりを経て完成したのが、今回の「🔗 スタンダードクルーネックニット」と「🔗 スタンダードニットマフラー」🧶

カラーの選定中

どの色もMaison Echelleらしい、やさしいニュアンスカラーで仕上がっていて、本当に可愛いんです…!


形はベーシックだけど、シルエットがすごく綺麗。

飽きのこないデザインとカラーで、きっと何年先もずっと大切に着たくなるような一着です。

「色違いでも欲しい…」なんて、つい何色も集めたくなってしまいそうです。

カラーの選定中

そして、マフラーにはMaison Echelleのフェイクレザータグをプラス。

ひと巻きするだけで、ぐっと雰囲気が増します。



ニットとセットで合わせれば、可愛さは倍増です♡

カラーの選定中

さて、皆さんは何色を選びますか?


私は……予約開始まで、まだまだ悩みそうです(笑)


🔗 2025 AW Collectionのご予約は【8/15(金)20:00〜】よりスタート!

🔗 Echelle Salon会員の皆さまは、ひと足早く【8/14(木)20:00〜23:59】の先行予約をご利用いただけます。

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