
ごきげんよう。Maison Echelle PRのARISAです。
本日はブランドからの配信となります。
Maison Echelleはブランドを立ち上げた時から、「洋服を大切にしてほしい」という想いを込めてものづくりを続けてきました。
そして嬉しいことに、手に取ってくださったみなさんも同じ気持ちで洋服を大事にしてくださっているのを感じています。
そんなブランドの想いを少しずつ形にしていきたい──。
その一つが、エシカルレポートです。
洋服を手に取るとき、デザインや着心地だけでなく、ブランドの背景にも目を向けてみたくなることはありませんか?
Maison Echelleのエシカルレポートは、そんな想いから生まれました。
「エシカル=人や環境に配慮した考え方」を大切にしながら、どんな素材を選び、どんな工夫をして、どんな価値観のもとで服づくりやブランドの活動をしているのか。
その歩みをみなさんと共有するための小さな記録です。
公式サイト内ページでもEthical Reportをご覧いただけます。
また、公式サイトでは、「ちょっといいこと。」のページを設けており、エシカルな取り組みについてカテゴリーで検索できるようになっております。
- Maison Echelleのエシカルアイテムを素材で探せる
例えばオーガニックコットンの素材で検索できます。 - お洋服を長く楽しむための洗濯方法を確認できるCare TIps
- 素材ごとにブランドの考えを知ることができるMaterial
など、洋服と長く付き合うためのヒントを散りばめました。
私たちが大切にしている価値観や、服づくりの裏側にある「ちょっといいこと。」
ぜひ、こちらからも覗いてみてください。
今回のコラムで "エシカルレポート" としてご紹介するのは、2022年11月-の立ち上げ期に行った取り組みをご紹介致します。
ブランドの掲げる「ちょっといいこと。」を、どうやって日々のものづくりやお届けの中で実現してきたかをまとめています。Maison Echelleは、「ファッションが好き」「かわいいものが好き」「おしゃれを楽しみたい」。
そんな気持ちを、何よりも大切にしています。
しかし同時に、アパレル業界が石油産業に次ぐ環境負荷の大きい産業であることや、地球や動物への影響もあるという現実から、目をそらすこともできません。
だからこそ私たちは、これからもファッションを楽しんでいくために、「ちょっといいこと。」の活動を少しずつ重ねていくことが大切だと考えています。
Maison Echelleは大きなことはまだできませんが、背伸びせず、自分たちにできることに真摯に取り組んでいます。
Maison Echelleのこれまでの取り組みをご紹介します。
この取り組みが、サステナビリティやアパレル業界の課題について、少しでも関心を持っていただけるきっかけになれば嬉しく思います。
<Brand Start|2022年11月〜>

【「必要な人に、必要なだけ」——受注生産という選択】
日本では毎年、約82万トンもの衣類が供給されています。
そのうち、まだ一度も袖を通されることなく廃棄されてしまう服が、半数近くにも上る現実をご存知でしょうか。
現在のアパレル業界では、大量に作り、売れ残ればセールをして、最終的には廃棄する。
そんなサイクルが利益を生む仕組みになってしまっています。
この状況を前に、Maison Echelleは「必要な人に、必要なだけ」届けるという価値観を大切にしたいと考えました。
私たちは、受注生産という方法をブランド立ち上げ当初から採用しています。
欲しいと思ってくださる方がいてはじめて生産することで、余分な在庫をできる限り減らす取り組みです。
<Brand Start|2022年11月〜>

【服作りにおける素材選び】
Maison Echelleは立ち上げ当初から、お洋服の素材選びをとても重要視しています。
お洋服を大切にしていただくためにも、Maison Echelleのお洋服に使われている素材や生地について、皆さんにも知っていただきたいと思っております。
└ Organic Cotton
農薬や化学肥料を使わずに育てられたオーガニックコットンは、土壌や水質への負担を減らし、生産者の健康にも配慮された素材です。ふんわりと柔らかく、肌にやさしい着心地が魅力です。
└ Recycle Polyester
環境への配慮から生まれたリサイクルポリエステルは、使用済みペットボトルや廃棄繊維を再利用してつくられた素材です。軽やかでシワになりにくく、日常に寄り添う機能性とサステナブルな選択を両立します。
└ Animal Free
動物由来の素材を一切使わず、植物由来や合成素材などで代替したアニマルフリーの商品。見た目や質感に妥協することなく、美しさと倫理を両立させる、新しい時代のファッションをお届けします。
└ Reuse / Upcycle
役目を終えた生地を、新たな価値あるアイテムとして生まれ変わらせたアップサイクル商品です。限りある資源を無駄にせず、デザイン性と個性をプラスして仕上げています。一点もののような特別感と、ストーリーを感じられるものづくりを大切にしています。
Ethical Itemのページでは、素材/生地ごとのアイテムのご紹介はもちろん、どのような点で世の中に「ちょっといいこと。」なのかをご紹介しています。
<Brand Start|2022年11月〜>

【ブランドの考えとものづくりにおける想い】
Maison Echelleは立ち上げ当初から、ものづくりにおいて3つのValueをお客様に提供できるように努めております。
ブランドの想いであるMissionとVisionを大切にしていきながら、私たちにできることから真摯に取り組んでいます。
<Mission>(私たちの果たす役割)
わたしにやさしい。地球にもやさしい。
やさしさを積み重ねながら、アパレルの未来を少しずつでも良い方向へ。
「かわいい」と「地球や動物へのやさしさ」、どちらもあきらめない日々をお届けします。
<Vision>(私たちが描く未来)
ファッションで、想いと未来をつなぐ。
Maison Echelleは、さまざまな想いや価値を"つなぐ"存在でありたいと考えています。
ファッションを通して、人や社会、未来とやさしくつながる"はしご"のようなブランドを目指します。
「かわいい」と「いいこと」をつなぐ、はしごに。
「いま」と「未来」をつなぐ、はしごに。
「想いを共にする人たち」をつなぐ、はしごに。
<3つのValue>(私たちが大切にしていること)
1. ずっと大切にしたくなる「かわいさ」を
限られた環境配慮素材の中から、心ときめく生地を選び、
フェミニンな気分をくすぐるデザインに仕上げています。
流行に左右されず、長く愛せる一着に。
"お気に入り"として、ずっとそばに置いていただけるようなお洋服を目指しています。
2. やさしい選択を、もっと身近にできるように
アパレル産業の背景には、環境や動物にまつわる課題があることも事実。
Maison Echelleは、そうした現実に目を向けながら、
できることから少しずつ、まっすぐに取り組んでいます。
お洋服を選ぶ時間が、「ちょっと気づくきっかけ」になるように。
サステナブルな選択が、自然にできる未来を願って。
3. 毎日に、心地よさと楽しさを
素材の肌ざわりや着心地のよさは、日々の気分を左右するもの。
Maison Echelleは、快適でストレスのない着用感を大切にするとともに、
お気に入りのお洋服を長く愛していただけるよう、日々のお手入れ方法やケアのアイデアも発信しています。
<Brand Start|2022年11月〜>

【配送時の梱包と副資材のこだわり】
<配送時の梱包・同封物>
ネットショッピングをすると、チラシやリーフレットがたくさん同封されていて、1つも読まずにゴミ箱へ・・・
そんな経験をした事がある方も多いのではないでしょうか。
Maison Echelleは立ち上げ当初から、配送時の梱包や同封物は、極力少なくすることに努めています。
ゴミ削減のため、チラシやリーフレット等は入れておらず、すべての情報はInstagramやLINE、サイトをはじめとしたオンラインにて発信しています。
<ブランドネームにも環境配慮を>
Maison Echelleでは、洋服の内側につけるブランドネームにもエコ素材を使用しています。
従来はポリエステルやナイロンなどが一般的ですが、私たちはリサイクルポリエステルを採用しています。
目立たない部分にも、環境への配慮を一つずつ積み重ねていくことが、持続可能なものづくりにつながると考えています。
<下げ札の廃止>
Maison Echelleでは、洋服に紙の下げ札をつけていません。
一般的なアパレルブランドでは、ブランド名や価格、品番などを記載した紙のタグがついているのが通常ですが、私たちはその工程を省いています。
Maison Echelleは実店舗を持たず、すべてオンラインで販売しているため、店頭での視認性を目的とした下げ札が不要というのも、理由の一つです。
役割を終えた後すぐに捨てられてしまう紙を、あえて作らない。
それも、資源を大切にするための一つの選択です。
今回は、ブランド立ち上げ時に行っていた「エシカルサポート」についてご紹介しました。
創業当初の想いや取り組みを振り返ることで、Maison Echelle が大切にしてきた価値観を少しでも感じていただけたなら幸いです。
次回は、2023年以降のエシカルサポートや新たな取り組みをご紹介する予定です。
今後の活動もぜひ楽しみにしていただき、ブランドの成長とともに変わらずお届けする想いに触れていただければ嬉しいです。
公式サイトでも
Ethical Reportをご覧いただけます。